マサコも先日お風呂に入りましたが、入浴時、老齢になると気をつけてあげる事があります。
たとえば皮膚疾患を抱えているわんちゃんには、
薬用のシャンプーを使用してもらう時に、皮膚病の患部から洗ってもらったり、
5分~10分シャンプーをつけたままにしてもらったり、
ドライヤーは低温で使用してもらったりと気をつけることがあります。
このように老齢の子に合せてシャンプーをしてあげれるといいですよね。
まず一番大切なことは動物たちが自らお風呂に入っているわけではないということです。
当り前のことですが、シャンプーが好きな子と嫌いな子といるかと思います。
「うちの子はシャンプー好きなの。」と聞くことがありますが、
実はかまってもらっている事が嬉しかったり、
マサコはとてもいい子にしていますが、実はとても緊張して動けなかったり。と、
みんながみんな入浴や、シャンプーを快く思っていない。ということを知っておいて欲しいです。
そのためにはなるべく動物たちに負担をかけないであげることが必要だと思います。
◆マットを敷く
足腰が弱ってきた子はとくに滑りやすいところで長時間立っているのはとても負担がかかります。
柔らかい素材のバスマットや、ゴム素材のマットなどを敷いてあげて、
負担を軽減してあげてください。
◆短時間で終わらせる
負担をかけない方法として短時間で終わらせてあげるのも大切なことです。
ブラシをかけ、シャンプーをして乾かして、カットして。
すべてを一回で処置してしまうと長時間かかり疲れてしまいます。
日によってわけてあげたり、乾かす時間がへるように吸収性のよいタオルを使用してあげたり、
なるべく短い時間で終わるように工夫してあげましょう。
◆天候を選ぶ
老齢になると、それなりに寒さに弱くなります。
実家の15歳のプードルを見ていてよくわかりますが、
保温用のマットなどで一部だけを暖めてあげるより、
室内全体の空気を暖めてあげているほうが動きがよく、調子がよさそうです。
心臓の疾患を抱えている子もいるかと思うので、
できたら次の日の天候も良いような日を選んであげるとより負担が減るかと思います。
◆お湯の温度
私自身は少し熱めの方が好きですが、
動物たちには色々な影響をおよぼします。
まずは皮膚自体に関しては皮膚疾患があるわんちゃんにもよくお話しますが、
熱いお湯を使わないで欲しい。とお話しています。
とくに老化した皮膚は皮脂の分泌も悪くなり、また乾燥がちになります。
そのため、シャンプーをする場合は被毛や、皮膚の汚れは落とすけれども、
脂分を落としすぎず、また皮膚の水分の損失を防ぐようにしてあげることが必要となってきます。
そのためにあまり熱すぎない37〜38℃以下で使用し、
シャンプーも被毛や皮膚の汚れは落とすけど、
皮膚の皮脂を取りすぎないシャンプーを使用してあげましょう。
また、シャンプー時にブラシ等で擦らない。シャワーを直接あてず、
手指でシャワーの出口をふさいでこぼれてきた湯をかけるなど、
気を付けてあげるとよりよいかと思います。
お湯の温度が高いと湯気の出る量も多くなります。
老齢の小型犬に多くみられる心疾患—僧帽弁閉鎖不全—の子には、
この温度の高いお湯の湯気が危険な状態を引き起こす要因になっていて、
場合によっては肺水腫を起こし、場合によっては死に至ことがあります。
そのため入浴やシャンプー時の温度は湯気がたたないように低めに設定し、
加湿にならないように通気性を良くしたり、
場合によってはシャワーより汲み置き洗いをするなどよいかと思います。
また、
マサコが使っているモンシュシュ。こちらは界面活性剤などの石鹸成分を使っていないシャンプーなので、
沐浴も可能で、シャンプーの手間を省くことが可能でありながら、
高い洗浄力をもち殺菌し、臭いを防ぎ、皮膚の健康を維持することができます。
また沐浴できるので、シャンプー剤をすすぐ必要もないので、
時間短縮も含め、入浴中に不調がみられた場合など不測の状況に遭遇してしまった場合でも、
洗い流さなくてはいけないシャンプーなので、皮膚にも安心です。
◆ 寝たきりの子の入浴
寝たきりになってしまうと汚れないかというとそういうわけでもありません。
自立による排泄ができないために、お尻まわりが汚たり、口まわりも汚れてきます。
お尻まわりは汚れを楽に落とせるように予め毛を短くしておくことがおすすめです。
軽い汚れは蒸しタオルや、ウォーターレスシャンプーを使用したりしますが、
なかなか落ちない汚れもあり、時間的にもろうりょく的にも大変な作業になってしまいます。
Ryouはバスマットの上に乗せてよく下半身だけ洗って、
あとは体を拭いたり、くしをかけたりしていましたが、
少しの汚れだったら、下にペットシートを敷いて
モンシュシュを使うという方法も良かったかもしれんません。
(その頃にはなかったので)
高齢になると気を付けてあげることがたくさんでてきます。
お部屋を暖めてあげたり、食器を高くしてあげたり、
お布団を敷いてあげたり、ご飯を考えたり。
老犬との生活は「気づいてあげる」といった事、
そしてその変化に合わせてあげることにより、愛犬の老齢の生活は楽しくゆたかな時間になります。
愛する子を見送るのも、死を近くにかんじながら過ごす事もとても辛いことです。
でも、動物達は先の心配などせず「今」を謳歌して生きています。
その『今』をたしかで豊かな時間にするためにもホリスティックケアは
動物達にとって生活が元氣のもとになる1つになると思います。
そしてそういった時間を共に過ごす事によって
動物達から愛を受け取り、本来の大切な事を学び
別れの時には
「ありがとう。」と見送る事ができると思います。
それは虹の橋に向かった動物達にも癒しになるでしょう。
たくさんの方がすてきな時間を過ごせますように☆


近頃のマサコさん。
受付がお気に入りです。
でも、じゃまなんですけど(・・。)ゞ


お知らせがあります。
こちらのブログ。
今月をもって終わりにさせていただきます。
今までありがとうございました。