先日、ヒヨドリを還しました。
写真ではどこにいるかわかりませんが、いるんです。
本当は基本的にヒナは拾ってはいけません。
今回はヒナではなかった事と、雪が沢山降った日、
病院のドアの前でうずくまっていました。
ドアを開けて犬が入ったりしてもどけないくらい弱っていて、
本人が病院に来たのだから。という事で保護。
保温と体力をつけさせ先日、温かいに日に還しました。
きた時よりちょっと太ったヒヨは真っ直ぐ空に羽ばたき、高い木にとまりました。
「ヒナは拾ってはいけません。」
小さいヒナが落ちていたら、助けてあげたくなってしまいます。
でも、鳥の世界では立派な誘拐になってしまします。
野鳥のヒナのほとんどは、卵からかえって羽が生えそろうとすぐに巣立つので、
巣から飛び出す段階でうまく飛べずに落ちるものもいます。
でも、とくに怪我などしていななければ、
親鳥が誘導するうちに少しずつ飛べるようになるとかんがえられています。
巣立ち直後のヒナはあまり動きません。
人が近くにいると親鳥が警戒してやってこられません。
まだ飛べなそうなヒナなら人の臭いなどがうつらないように軍手などをし、
巣に戻してあげるか、
猫やカラスが心配な場合は近くの茂みなどに置いてあげることもできます。
親鳥はヒナの声で居場所にきがつく事ができるので、
早めにその場を離れてあげてください。
ヒナが明らかに病気や怪我であったり、
自然が豊かな地域で希少種のヒナが落ちている場合もあります。
放っておけないと判断できる場合は、
各都道府県の鳥獣保護担当部署に相談して、指示をあおぐようにしてください。
<野鳥保護について>
(財)日本野鳥の会
(財)日本鳥類保護連盟
すずめっ子クラブ
野生動物救護獣医師協会
Welina〜動物たちに愛をこめて
http://welina728.com/
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